退院の日までに施設が決まらないときに、できること
病院から退院の日を告げられたのに、入る施設がまだ決まっていない。よくあるご相談です。結論から言うと、「退院の日=施設に入る日」にしなくても構いません。いったん別の場所で過ごしながら施設を探す方法がいくつかあります。大事なのは、どれを使うかを早めに決めて、病院の相談員に伝えておくことです。
まず病院の相談員に、状況をそのまま伝えます
病院には、退院後の行き先を一緒に考える相談員(医療ソーシャルワーカー)がいます。「施設を探しているが、間に合いそうにない」と早めに伝えると、退院の日を調整してもらえたり、次の行き先の相談に乗ってもらえたりすることがあります。黙っていると、予定どおりの退院で話が進みます。
施設が決まるまでの、過ごし先
| 過ごし先 | どんな場所か | 目安・気をつけること |
|---|---|---|
| 介護保険のショートステイ | 特別養護老人ホームなどに、短い期間泊まる | 続けて使えるのは30日まで(31日目からは全額自己負担)。空きが少なく、急には取りにくい |
| 介護保険を使わないショートステイ | 有料老人ホームの空いている部屋に、短い期間泊まる | 東京では1泊2日1万1,000円から(2026年10月時点の公開料金)。認定がなくても使える施設がある。手続きが整えば、即日から数日で使える施設もある(施設によっては健康診断書の提出や面談が必要) |
| 介護老人保健施設(老健) | 家に戻ることを目指して、リハビリをしながら過ごす | 入所を続けるかは3か月ごとに見直す。「施設が決まるまで」の場所としては使いにくいこともある |
| 別の病院への転院 | 医療的なケアが多く、施設ではまだ難しい | 病院の相談員が調整する。費用は医療保険 |
| 有料老人ホーム・サ高住に先に入る | 条件に合う施設が見つかった | 入居金が高い施設は、あとで移ると負担が大きい。入居金0円の施設を選ぶ手もある |
介護の認定の結果を待っている間でも、施設探しは始められます。結果が見込みより軽く出ると費用が増えることがあるので、ケアマネジャーと見込みを確かめておきます。
相談の順番
- 1退院の日と今の状態を確かめる
介護の度合いと、医療的なケア(たんの吸引・胃ろう・インスリンなど)があるかを確かめます。
- 2病院の相談員に伝える
「間に合わないかもしれない」と、早めに伝えます。
- 3予算と通える範囲を決める
月々いくらまでなら続けられるか、ご家族がどこまでなら通えるかを決めます。
- 4過ごし先と本命の施設探しを同時に進める
過ごし先が決まってから施設を探すのではなく、両方を並行して進めます。
退院の日が決まっている場合は、その日付を最初に教えてください。間に合う施設があるかを確かめ、間に合わないならどこで過ごすかを、ご予算とご本人の状態から一緒に決めます。
かんたん相談
3つ選ぶだけで、ご相談の準備ができます
お名前やご住所は要りません。選んだ内容は、LINEならそのまま送れます。お電話のときは、選んだ内容をお伝えいただくだけで結構です。
1いつまでに、入居先が必要ですか
2月々のご予算は(介護保険の自己負担も含めた総額)
3医療的なケアはありますか
野池 怜溫— 株式会社Flashark 代表取締役。東京・名古屋・浜松の3拠点で、病院の地域連携室・ケアマネジャー・ご家族から老人ホーム探しのご相談を受けています。(高住連)紹介事業者届出公表制度(届出番号)25-1023。
Instagramでも発信しています — 施設の種類・費用・入居までの流れを、図でご説明しています。@flashark_kaigo →
費用の見立てから、ご相談を承ります
「年金はこれくらい」「退院を告げられた」といった、ひと言だけでも構いません。そこから一緒に整理します。
受付 8:00〜20:00/年中無休/提携施設からのご依頼でお探しするため、ご家族に費用はかかりません
病院の相談室・ケアマネジャーの方は、病院・ケアマネジャーの方へのご案内 →