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葬儀・手続き

施設に入る前に決めておきたいこと(終活の順番)

終活というと、葬儀やお墓を思い浮かべる方が多いかもしれません。施設に入る前なら、先に決めておきたいのは、医療の希望とお金の管理です。決めておきたいことを5つに分け、進める順番にまとめました。

野池 怜溫(株式会社Flashark 代表取締役)/ 公開 2026年10月13日

決めておきたい5つのこと

  1. 1
    医療と介護の希望

    病気が重くなったときに、どこまでの治療を望むか、最期をどこで迎えたいか(施設か、病院か)を考えます。国は、こうした希望を前もって家族や医療・介護の人と話し合っておくことを「人生会議」と呼んで勧めています(厚生労働省)。

  2. 2
    お金の管理

    施設の費用を誰が、どの口座から払うかを決めます。判断する力が落ちたときに、誰が預金を管理するかも決めておきます。

  3. 3
    大事な書類と連絡先

    通帳と印鑑、年金の書類、介護保険と医療の保険証、保険証券、マイナンバーカードの置き場所を、ご家族と共有します。もしものときに連絡してほしい親族・友人の一覧も作っておきます。

  4. 4
    家と持ち物

    施設に持っていく物、家に残す物、処分する物を分けます。家をそのままにするか、貸すか、売るかも考えておきます。

  5. 5
    亡くなったあとのこと

    葬儀の形と葬儀社、お墓をどうするか、遺言を書くかを決めます。

1と2は、ご本人が考えを伝えられるうちに決めておくことです。施設を探し始めたら、並行して話し合っておくのがおすすめです。

お金の管理を、誰かに頼む方法

方法中身始め方
任意後見判断する力が落ちたときに、財産の管理や契約を任せる人を、元気なうちに決めておく公正証書で契約を結ぶ(任意後見契約に関する法律3条)。判断する力が落ちたら、家庭裁判所に申し立てて始まる
日常生活自立支援事業社会福祉協議会が、預金の出し入れや支払いを手伝う市区町村の社会福祉協議会に相談する。ご本人が契約の中身を分かることが前提
成年後見(法定後見)判断する力が落ちたあとに、家庭裁判所が後見人などを選ぶ家庭裁判所に申し立てる。選ばれるまでに時間がかかる

銀行によっては、家族を代理人として届け出る手続きがあります。取り扱いは銀行ごとに違うため、口座のある銀行に確かめます。

エンディングノートの使い方

上の5つを書き留めておくのに、市販や市区町村が配っているエンディングノートが便利です。書き方に決まりはなく、書けるところから書けば十分です。

遺言の代わりにはなりません

エンディングノートには、遺言のような法律上の効力はありません。財産を誰に渡すかを決めておきたいときは、遺言を書きます。

施設探しとあわせて、ご相談ください

当社では、施設探しとあわせて、入居の前に片付けておきたいことのご相談もお受けしています。ご本人とご家族のお話を伺い、何から手をつけるかを一緒に整理します。

かんたん相談

3つ選ぶだけで、ご相談の準備ができます

30秒ほどで終わります。お名前やご住所は要りません。選んだ内容は、LINEならそのまま送れます。お電話のときは、選んだ内容をお伝えいただくだけで結構です。費用の目安は、お電話ならその場でお伝えします。

  1. 1いつまでに、入居先が必要ですか

  2. 2月々のご予算は(介護保険の自己負担も含めた総額)

  3. 3医療的なケアはありますか

この記事を書いた人

野池 怜溫— 株式会社Flashark 代表取締役。東京・名古屋・浜松の3拠点で、病院の地域連携室・ケアマネジャー・ご家族から老人ホーム探しのご相談を受けています。高住連の「高齢者向け住まい紹介事業者届出公表制度」に届け出ています(届出番号 25-1048)。

Instagramでも発信しています — 施設の種類・費用・入居までの流れを、図でご説明しています。@flashark_kaigo →

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