- 足の装具
- 医療処置
- 退院日の変更
足の装具の作り直しで退院が1か月延びる中、入居の準備を先に整えた
足に麻痺があり、足を支える装具を使っている方。退院後も医療的な処置が必要な状況でした。
- ご相談時の状況
- 入院中。足に麻痺があり、足を支える装具を使用
- 退院後も必要なこと
- 医療的な処置
- 起きたこと
- 装具の作り直しで、退院の日が約1か月延びた
- 記録
- およそ1か月の間の相談記録(5件)
装具の完成に合わせて退院・入居し、退院したその日から医療的な処置を続けられる体制で生活を始められました。
01退院の日が動くと、施設の調整は毎回やり直しになります
施設の入居は、日にちを決めて動きます。見学、契約、居室の確保、介護の体制は、どれも「◯月◯日に入る」という前提で組みます。その日が動くと、全部が組み直しになります。
このご相談では、使っていた装具が足に当たって、足が赤くなっていました。そのままでは傷になります。新しい装具を作ることが退院の条件になり、採寸から納品、リハビリでの合わせ直しまでおよそ1か月かかるため、退院の日そのものが動きました。
02「待つ1か月」を、準備の1か月に変えました
延びた期間を何もせずに待つと、退院の直前に全部が集中します。そこで、この1か月を先にやっておける準備の期間として使いました。
- 1装具の日程を病院と確認し、退院の時期を決め直す
採寸・納品・合わせ直しの予定を押さえ、そこから逆算しました。
- 2看護師が家や施設に来てくれる訪問看護を、週2回から隔日に増やす
退院後の処置が続く前提で、事業所と配置を調整しました。
- 3看護師が病院へ伺い、処置のやり方をその場で引き継ぐ
書面だけでは伝わらない手順を、実際に見て受け取りました。
- 4福祉用具を、借りるものと買うものに分けて整理
入るときに揃えるものを先に決めておくと、退院の週に慌てません。
治療のために作る装具は、医療保険の療養費として扱われるのが一般的です(いったん立て替えて、あとから申請して払い戻しを受ける形になることがあります)。介護保険で借りる福祉用具とは仕組みが違うので、分けて考えます。
03退院したその日から、処置が続く状態にしておく
施設に入った初日に「この処置はどうやるんですか」と止まると、ご本人がいちばん困ります。だから、退院の日が決まる前に、初日から処置が続く状態を作っておきます。
退院の日が動くこと自体は、珍しくありません。動いたときに先にやっておけることを決めてあるかどうかで、その後が変わります。
よくあるご質問
- 退院の日が決まっていないと、施設は探せませんか
- 探せます。むしろ日にちが変わりそうなときこそ、早めに探し始めたほうが選べます。施設には「日が動く可能性がある」と先に伝えておきます。
- 施設に入ってからも、看護師に来てもらう訪問看護は使えますか
- 施設の種類によります。介護付きと呼ばれる施設では、原則として施設の看護職員が担当します。住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、外から訪問看護に入ってもらう形が取れます。どちらになるかで、処置の続け方が変わります。
掲載しているのは実際にお引き受けしたご相談ですが、個人が特定されないよう内容を加工しています。お名前・施設名・病院名は書いていません。年代は10歳の幅に丸め、地域は都道府県までにとどめています。ご相談の経過や結果は、お一人ずつの状況によって変わります。
野池 怜溫— 株式会社Flashark 代表取締役。東京・名古屋・浜松の3拠点で、病院の地域連携室・ケアマネジャー・ご家族から老人ホーム探しのご相談を受けています。(高住連)紹介事業者届出公表制度(届出番号)25-1023。
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