生活保護の方が入居できる施設の家賃の上限(住宅扶助):東京23区・名古屋市・浜松市
生活保護を受けている方の施設探しで、最初に確かめるのは家賃です。家賃にあたる分が住宅扶助の上限を超える施設は、候補になりません。東京23区・名古屋市・浜松市の上限を、都と市の公式資料で確かめました。
施設の家賃は、住宅扶助の上限に収まる必要があります
生活保護を受けている方が、介護付きの有料老人ホームやグループホームなどに入る場合、国の通知では「入居に係る利用料が住宅扶助により入居できる額に限られる」とされています。つまり、家賃にあたる分が、住宅扶助の上限に収まる施設が候補になります。
上限は、住んでいる地域と世帯の人数で決まっています。1人で入居する場合の上限は、次のとおりです。
| 地域 | 単身の上限 | 確かめた資料 |
|---|---|---|
| 東京23区(羽村市・あきる野市を除く都内24市も同じ) | 53,700円 | 東京都福祉局 |
| 名古屋市 | 37,000円 | 名古屋市(令和7年10月以降の最低生活費) |
| 浜松市 | 37,700円 | 浜松市(住居確保給付金の家賃の上限=住宅扶助の基準に基づく額) |
どれも2026年10月に各資料で確かめた額です。2人で入る場合などは額が変わります。
部屋が15㎡以下だと、上限が下がります
1人で住む場合、住まいの床面積が15㎡以下だと、上限が下がる決まりがあります(平成27年7月から)。東京23区では、次のとおりです。
| 床面積(東京23区・単身) | 上限 |
|---|---|
| 15㎡を超える | 53,700円 |
| 10㎡を超え15㎡以下 | 48,000円 |
| 6㎡を超え10㎡以下 | 43,000円 |
| 6㎡以下 | 38,000円 |
出典:東京都福祉局「住宅扶助の見直し」。名古屋市も「1人世帯で住居等の床面積が15㎡以下の場合は別途限度額あり」としています。
当社がご紹介できる有料老人ホームのうち、部屋の広さが登録されている3,896施設では、約4割(1,497施設)で、いちばん狭い部屋が15㎡以下です(2026年9月時点の提携施設データ)。部屋の広さで上限が変わることがあるので、居室の面積も確かめます。なお、この減額をどこまで当てはめるかは、福祉事務所(市区の生活保護の窓口)が事情を見て判断します。
上限より高い「特別基準」が使えることもあります
車いすを使う方がいる場合や、地域に上限の範囲の住まいが見つからない場合などには、福祉事務所の判断で、これより高い「特別基準」が使えることがあります。東京23区の単身では69,800円です(東京都福祉保健局)。
2025年4月から、有料老人ホームに入ったときの生活保護の担当は、入る前に住んでいた市区町村になりました。くわしくはこちらにまとめています。住んでいる市と入居先の市が違うときは、どの額で見るのかを、担当の福祉事務所に先に確かめてから施設を絞ります。
家賃のほかの費用
住宅扶助で見るのは家賃にあたる分です。食費や管理費、おむつ代などの扱いは、施設の種類と契約の中身で変わります。月々の総額のうち、何が生活保護で出て、何がご本人の手元のお金から出るのかは、施設ごとに確かめる必要があります。
当社がお手伝いすること
- 1家賃が上限に収まる施設を、1か所ずつ確かめます
有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームから、家賃が上限に収まり、生活保護の方の入居を受け付けている施設に、入居できるかを直接確かめます。居室の広さも確かめます。
- 2福祉事務所とのやり取りをお手伝いします
住んでいる市と入居先の市が違う場合は、どちらが担当し、どの額で見るのかを先に確かめます。
- 3入れなかったときは、理由もお伝えします
どの条件で難しかったかが分かると、次の候補を絞りやすくなります。
東京都福祉局(資料が出た当時は福祉保健局)「住宅扶助の見直し」(平成27年7月実施・都内における取扱い)、名古屋市「令和7年10月以降の最低生活費(モデル世帯)」、浜松市「住居確保給付金の支給について」(2026年7月2日更新)、厚生労働省「生活保護法による介護扶助の運営要領について」(平成12年3月31日 社援第825号)。2026年10月に原文で確認しました。額は改定で変わります。実際の上限は、担当の福祉事務所の判断になります。
かんたん相談
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30秒ほどで終わります。お名前やご住所は要りません。選んだ内容は、LINEならそのまま送れます。お電話のときは、選んだ内容をお伝えいただくだけで結構です。費用の目安は、お電話ならその場でお伝えします。
1いつまでに、入居先が必要ですか
2月々のご予算は(介護保険の自己負担も含めた総額)
3医療的なケアはありますか
野池 怜溫— 株式会社Flashark 代表取締役。東京・名古屋・浜松の3拠点で、病院の地域連携室・ケアマネジャー・ご家族から老人ホーム探しのご相談を受けています。高住連の「高齢者向け住まい紹介事業者届出公表制度」に届け出ています(届出番号 25-1048)。
Instagramでも発信しています — 施設の種類・費用・入居までの流れを、図でご説明しています。@flashark_kaigo →
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