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  • 透析+認知症

透析通院と認知症。入れる施設が限られる中での調整

週3回の透析通院が必要で、あわせて認知症もお持ちでした。

野池 怜溫(株式会社Flashark 代表取締役)/ 公開 2026年9月20日

ご相談時の状況
週3回の透析に通っている
あわせて
認知症がある
確かめたこと
透析先との距離、送迎、認知症のケアの範囲
結果

透析を続けながら生活できる環境をご提案し、ご入居につながりました。

01片方なら対応できても、両方となると候補が減ります

週3回の透析に通う方を支えている施設はあります。認知症のケアに慣れている施設もあります。ところがこの2つが重なると、候補は大きく減ります。

理由は単純で、透析は決まった曜日・決まった時間に必ず出かける必要があるからです。送り出しと迎えの手が、週に3回、固定で取られます。そこに、出かけるのを嫌がる日がある、行った先でじっとしているのが難しい、といった事情が重なると、施設側は「うちでは見きれない」と考えます。

02送迎を誰がするのか。ここが最初の分かれ道です

透析の行き帰りは、一般に次のどれかになります。どれになるかで、費用も候補の数も変わります。

行き帰りの方法押さえておくこと
透析先の送迎バス停留所まで自力で行ける方が前提のことがあります
施設の車で送る職員の手が3回分取られるため、できる施設は限られます
介護タクシー確実ですが、回数分の費用がかかります
ご家族が送る週3回を続けられるかを、はじめに現実的に考えます

このご相談では、透析先の病院と施設の距離、送迎ができるかどうかを、いちばん先に確かめました。ここが成り立たない施設は、ほかがどれだけ良くても候補になりません。

03認知症のほうは、「程度」ではなく「何が起きるか」で伝えます

「認知症です」とだけ伝えても、施設は判断できません。どんな行動があるのか、どの時間帯なのか、何をすれば落ち着くのか。そこまで揃うと、「それならうちでも見られます」という返事が返ってくることがあります。

  1. 1
    症状の程度を看護スタッフが確認

    対応できる範囲を整理し、施設に伝える形にまとめました。

  2. 2
    透析を続けられる体制かを、両方に確認

    施設だけでなく、透析先の病院にも確かめました。片方だけの返事では動けません。

  3. 3
    透析の日の1日の流れを合わせる

    出発の時間、戻ってからの食事や入浴の時間を、施設の1日に当てはめて無理がないかを見ます。

よくあるご質問

透析をしていると、入れる施設は少ないですか
少なくなりますが、あります。まず透析先の場所を伺って、そこから通える範囲で探します。施設を先に決めてから透析先を変える形は、ご本人の負担が大きいのでおすすめしていません。
送迎の費用は、月額に入っていますか
施設によります。月額に含む施設、1回ごとに実費がかかる施設、介護タクシーを手配する施設があります。週3回だと差が積み重なるので、見学のときに必ず確かめます。

掲載しているのは実際にお引き受けしたご相談ですが、個人が特定されないよう内容を加工しています。お名前・施設名・病院名は書いていません。年代は10歳の幅に丸め、地域は都道府県までにとどめています。ご相談の経過や結果は、お一人ずつの状況によって変わります。

この事例を書いた人

野池 怜溫— 株式会社Flashark 代表取締役。東京・名古屋・浜松の3拠点で、病院の地域連携室・ケアマネジャー・ご家族から老人ホーム探しのご相談を受けています。(高住連)紹介事業者届出公表制度(届出番号)25-1023。

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