- 足の指の切断後
- 毎日の傷の処置
毎日の傷の処置が必要。日中に看護師がいる施設に絞って調整した
80代の方。血液の通り道を別に作る手術(バイパス手術)と足の指の切断を受けたあと、傷の処置が続いている状態でした。おしっこを出す管(カテーテル)も入れたままです。もともとお一人暮らしで、ご家族は隣の市にお住まいです。
- ご年代
- 80代
- ご相談時の状況
- 血管の手術と足の指の切断のあと、傷の処置が続いている
- あわせて
- おしっこを出す管(カテーテル)を入れている
- お住まい
- もともとお一人暮らし。ご家族は隣の市
- 処置が必要な期間
- 当面2〜3か月の見込み
傷の状態と退院の許可が出る時期に合わせて入居を調整し、処置を続けられる体制でご入居いただけました。
01「毎日」が付くと、探し方が変わります
週に1回の処置と、毎日の処置は、施設にとってまったく違う話です。毎日となると、日中に看護師が常にいる施設に限られます。ここを最初の絞り込みの条件にしました。
そのうえで、おしっこを出す管の管理と、管を抜いたあとに自分でトイレまで行けるようにしていく準備の両方が要りました。退院の目標日も決まっていました。
02「いつまで手がかかるか」を数字で伝えると、返事が変わります
施設が身構えるのは、終わりが見えないときです。「毎日処置が要ります」とだけ伝えると、ずっと続くと受け取られます。
そこで、処置が要らなくなる見込みの時期を主治医に確認し、「当面2〜3か月」と期間を付けて伝えました。ずっとではなく、山を越えれば手は減る。そう分かると、判断が変わることがあります。
家や施設に看護師が来てくれる「訪問看護」は、医療保険で使う場合は原則として週に3日までですが、退院の直後や状態が不安定なときは、主治医が特別な指示書を出すことで、一定の期間、毎日入ってもらえる仕組みがあります。介護付きと呼ばれる施設では原則として施設の看護職員が担当しますが、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅なら、こちらの方法が選べます。
03管を抜いたあとのことまで、先に決めておく
- 1日中に看護師が常にいる施設だけを候補に
毎日の処置ができるかどうかで、先に候補を絞りました。
- 2管を抜いたあとの動線を確認
夜の見守りと、居室からトイレまでの距離・手すりを見ました。自分で行けるようになるかどうかは、居室の場所でも変わります。
- 3通院の回数と、施設の送迎・医療の連携を突き合わせる
はじめは2週に1回、その後は月1回程度という前提で確かめました。
- 4ご家族の付き添いの前提を条件に入れる
付き添いは可能だが何度もは難しい、という実情を、はじめから施設に伝えました。
よくあるご質問
- 夜も看護師がいる施設でないと、傷の処置は続けられませんか
- 処置の時間帯によります。日中に行う処置なら、日中に看護師が常にいる施設で足ります。夜間に何かが起きたときにどうするかは、別に決めておきます。
- お一人暮らしだった方でも、入居の手続きは進められますか
- 進められます。ご家族が近くにいない場合は、契約と緊急時の連絡、費用の支払いをどうするかを先に整理します。
掲載しているのは実際にお引き受けしたご相談ですが、個人が特定されないよう内容を加工しています。お名前・施設名・病院名は書いていません。年代は10歳の幅に丸め、地域は都道府県までにとどめています。ご相談の経過や結果は、お一人ずつの状況によって変わります。
野池 怜溫— 株式会社Flashark 代表取締役。東京・名古屋・浜松の3拠点で、病院の地域連携室・ケアマネジャー・ご家族から老人ホーム探しのご相談を受けています。(高住連)紹介事業者届出公表制度(届出番号)25-1023。
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